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セカンド脱毛
2021-10-25

初回脱毛から一ヶ月くらい.
セカンド脱毛に行ってきた.
「かなり肌寒いかも」そんなことを言われながら端っこの部屋に連れて行かれ,荷物を下ろす.
確かに寒いかもしれない.
冷房がかかってる.
しかし,その寒さは冷房から来るものなのか,これから始まる痛みへの緊張に因るものかはわからない.
昇降ベッドに寝転がされ,薄い布団をかけられる.
薄い布団に自身の不安を押し付け,無理やり安心感を感じようとする.
布団に透過性はなく,布団の中で何してもわからないと手をわちゃわちゃしてみる.
気づかれず,よくわからないプライバシー確保を感じ,自分のパーソナル空間を認識するのだった.

すぐに,脱毛が始まった.
最初は首元に一発.
「こんな感じ,どう?」
––––––あーそんな感じでしたね.大丈夫です.
ピリッとした熱さが首元を刺激する.
首元に連発.
「顎のライン行きます.骨に響くと思います.」
熱い,痛い,熱い.
しかし,口に出す頃には既に痛みも熱さも収まってる.
口周りをやってるから,痛みを即座に口に出すことに抵抗があるのだ.
んで,その抵抗が時間稼ぎになっていざ口に出そうとすると,そのときには既に痛みはなく,痛くないのに痛いというお間抜け状態.
これは良くない.ええ,良くない.
何も言わないから大丈夫と思ったのか,連発.
トランジスタの気持ちに今ならなれるかもしれん.
「顎,痛かったですか?」
––––––まぁ結構痛いですね.ハッハッハッ
「じゃあ,次は鼻下で」
そんな.
一番痛いやつ.
でも一番やってほしい所.
こんなところでトレードオフなんて感じたくなかった.
まず一発目.
鼻下の右の方.
骨に響く,熱い,微妙に生えてる毛が燃えてそう.
二発目.
左にずれる.
この感じだと鼻下は5発っぽい.
戦隊モノやね,と死んだ頭で考えてる.
三発目は,真ん中.......ではなく,左に移った.
なるほどやはりセンターのレッドは大トリというわけ.
四発目は二発目と同様痛い.
しかし来たるレッドに向けて精神を整える.
五発目.
センターにふさわしい骨響き.
燃える生えかけの毛.
鼻下の存在が不安になった.
六・七発目.
レッドは三人居た.
センターからほんの少しずれて線対称に二発.
これがセンターレッド.
「鼻下終わりです,よく耐えられましたね.」
––––––センターは強烈でしたね.
「結構耐えられない人多いんですよ.」
こうやって褒めるの上手い人すごい.
いい気持ちになっちゃう.
なっていいんかな.

鼻下終われば後は惰性.
レッドを倒した私に敵はなし.
そんな中,
「結構肌荒れてますね.」
––––––あ,やっぱりそうですか?肌の塗り物とかよくわからなくて,ワセリンとか塗ってるんですけど......
敵は居た.
「化粧水とか乳液塗ると良いですよ.」
––––––へぇー.親のちょっと借りてもいいか聞いてみます.
化粧水と乳液の違いがわからん.
というかワセリンちゃうの.
ワセリンしか知らん.
ってなってたら,なんか近くの化粧水っぽいやつ塗られた.
「うわ,若いからかめっちゃ染み込みますね.」
いや,なんかすいません.
ちょっと勉強します,はい.

そんなこんなで,15分程度で終わり.
周期は変えたほうがいいので,次回は2ヶ月後.